怪獣にも心はあるのさ
「怪獣のバラード」という曲をご存知でしょうか。
岡田冨子さん作詩、東海林修さん作曲の合唱曲の定番ソング。
私は、幼少期にこの歌を自ら歌う機会はなかったものの、
最近、伴奏する機会があったりで、ピアノを練習しています。
ピアノ伴奏が面白い。明らかにロックピアノを意識しているのでしょう。
疾走感がたまりません。
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真っ赤な太陽 沈む砂漠に 大きな怪獣がのんびり暮らしてた
ある朝目覚めたら 遠くにキャラバンの鈴の音聞こえたよ 思わずさけんだよ
海が見たい 人を愛したい 怪獣にも心はあるのさ
出かけよう 砂漠捨てて 愛と海のあるところ
真っ赤な太陽に 上る竜巻を 大きな怪獣は 涙で見つめてた
自分の足跡に 両手を振りながら 東へ歩いたよ 朝 昼 夜までも
海が見たい 人を愛したい 怪獣にも望みはあるのさ
新しい太陽は燃える 愛と海のあるところ新しい太陽は燃える
愛と海のあるところ
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「バラード」が抒情詩、という意味だとすれば、
叙情、すなわち、個人の内面を表すこと。
「怪獣の内面を表現した歌」ということでしょうか。
東に歩いて行く怪獣は、太陽の昇る方角に歩いて行く。
そっちには愛と海がある。
砂漠で活動しているキャラバンの鈴をきっかけにしたのに、
彼等からは離れて行く訳です。
いつだって引き金は突然ひかれます。
廊下を歩いている時にすれ違った人たちの会話
窓から何気なく外を見た時に止まっていた鳥
サッカーボールを追いかけるためにランドセルを脱ぎ捨てた少年
ある目的のために曲を作ろうという気になりました。
怪獣は、自ら怪獣と自覚したから、望みがあるってものです。
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次回ライヴは、今週の土曜日です。
四谷天窓でライヴをします。
タイキ企画 静々動々!十六本目!!一周年特別試合!!!
日時:5月31日(土)
場所:四谷天窓(http://www.otonami.com/tenmado/schedule/1405.htm)
時間:OPEN/18:30 START/18:50
料金:¥2000(+1drink)
出演:BRUG / 菅田紗江 / ちゃるけん / 神崎克弘 / 玉手初美 / 仲条幸一
よろしくお願いします。
いじょう!