仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

節電の誤認

昨日の深夜、疑問に思う。

なぜ、計画停電の対象時間には、深夜が入っていないのだろうか。


その答えが分かったので日記に書きます。参考までに。





つまり、発電とは流しソーメンみたいなものらしい。

電気をたくさんの人が使うということを、
ソーメンをたくさん人間がすくって食べることに例えます。

この流しソーメンには条件が2つあります。
・ソーメンの流す量は24時間、ずっと同じ量である。
・余ったソーメンは、捨てるしかない。


たくさんの人がソーメンを食べにきても大丈夫な量がいつでも流れている。
だけど色々な事情から、日中と深夜でソーメンの量を変えることはできない。
だからいつも同じ量のソーメンが流れてきている。

だが、深夜は食べにくる人が少ない。
その分、ソーメンは余る。
余ったソーメンは作った人たちで少し食べる。
だけど、それでも余ったソーメンは最終的に捨てるしかない。


今回の停電と節電とは、つまり。

今回の地震で、ソーメンの全体量が減ってしまった。
そして今の量では、集まる人のニーズに耐えられない。
だから食べにくる人を調節しよう、
という意図であり、

・食べにくる人に制限をかけることと(計画停電)、
・食べにくる人たちに遠慮をしていただくこと(節電のお願い)。

であった。
そして深夜まで、上のどっちも調節する必要がなかったのは、そもそも深夜にソーメンを食べる人が少ないからだった。


ここまではいい。


ここで思う。

節電の方法、間違えていたかもしれない。

つまり、夜中にまわしてもいい電力消費必需品は、夜中に回すべきなのか。

電気がその性質上、貯めることができないのならば、
深夜の節電は、日中の節電に比べて、悲しいことに、意味がほとんどない。
むしろ防犯上とかを考えれば深夜はコンビニとか、ぴかぴか光らせて営業するべきかもしれない。

というわけで、

・携帯やエネループの充電は深夜に
・パソコン、インターネットの接続も深夜に
・ビデオの上映やTVゲームは夜中楽しくひっそりと
・夜中に静かにパーティー
・ご飯が炊ける時間を朝方6時ギリギリ前にセット

これらが、より節電になるようです。

はあ、なるほど


まあ、あれこれ深夜しかダメ!っていうんじゃ息苦しくなってしまうので、皆さんも参考程度で。


いじょう!