仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

新潟2days

カンパニオの松本耕平さんについていく形で、
新潟に行ってきました。


3月31日の川口のイベント後、
新潟まで高速を使わずに行きました。
雪の降る山道の途中、タヌキの後を追走するイベントに出くわしました。
なかなかスリリングな道中でした。

4月1日はイオンに松本さんのステージを観に行ったり、未だ咲いていない桜を見たりしました。
東京は満開なのに、未だ咲いてないということを前に、はじめて新潟という土地に来たという実感がわきました。
夜は新潟駅で松本さんと一緒に路上演奏をしました。
バスターミナルに少しだけ人だかりが出来ました。
ありがとうございました。

そして夜23時くらいからは、翌日お世話になるライヴハウスの店長ショウさんと松本さんとで3人で飲み。
軽くの一杯のはずが朝の4時くらいまで。
こんなにも伸びてしまったのは、初対面の私が、酔った勢いで自分のねじ曲がった音楽観をショウさんに不躾にぶつけてしまい、とんでもない醜態をさらしてしまったことにあります。
それを丁寧に受け止めてくれたショウさんには頭があがらず、
酩酊した私をフォローしてくださった松本さんにはどうお詫びすればいいか。
そのままショウさんのご自宅で一泊させていただきました。
たいへんありがとうございました。

2日はショウさんが店長のライヴハウスGOLDEN PIGSで30分の枠をいただきました。
関東以外のライヴハウスでライヴをするのははじめての経験。
情けなくも1人も集客ができないのに、快く出演枠を作ってくださったショウさんと松本さん、そして共同企画者である斎藤あかねさんには、ここでも頭が上がりません。
僕のステージは僕のやりたいようにさせていただきました。
松本さんのステージでは、鍵盤で2曲サポートさせていただきました。
はじめましての斎藤あかねさんのステージでは、鍵盤で1曲サポートさせていただきました。

知らない土地で、知らない方と巡り会い、何かを共有するという感覚はとても刺激的でした。
1日の夜、酔った勢いから音楽の価値観を色々としました。
私は音楽による「出会い」をあまり重視してきませんでした。
それは当然ながら、音楽をすることが目的であって、音楽を通じて誰かと出会うことが目的ではないからです。(私にとっての話です)

一方で、
音楽は人と出会うためのツールだ。
という考え方があります。
音楽をする以上で出会っていく人たちとの様々な音楽や価値観に触れることが楽しい。
知らない土地で知らない人と知り合い、音楽を共有し、楽しむ。
そういった考えが、確かに音楽の世界にはあります。

え、じゃあ音楽は手段でしかないんですか。
それは音楽じゃなきゃいけないんですか。
音楽はなんのためにやってるんですか。
そもそも生きるって何ですか。なんのために生きてるんですか。

、、、といっためんどくさい質問を馬鹿みたいに泣きながらしてしまいました。
失礼きわまりない。恥です。

前述の通り、知らない土地で、知らない方と巡り会い、何かを共有するという感覚は確かに、とても刺激的でした。
音楽が目的のはずが、手段の側面を持っているのではないかという疑問がわきました。
ここ最近にはなかった(もしくは気付かなかった)感覚で、恐怖すら感じました。
そして新潟から帰って来た今、色々な考えがまとまりつつあります、が。
きっかけを頂いたのは間違いなく、あのお酒の席でした。
ありがとうございました。

写真は、その時のお酒のつまみ。
お魚のカシラ、550円という破格でした。
すごくおいしかった。

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新潟、行ってよかったです。
何度でも言いますが、きっかけをくれたカンパニオの松本さんには感謝感謝です。
カンパニオは今月13日に結成1周年ライヴを吉祥寺でやるようです。

http://koheyhey.aikotoba.jp/pc_index.html

帰りは高速道路で帰りました。
4時間で着きました。

いじょう!