あたたかい
ピアノの練習の途中、
窓を開けると風が吹いてきて、
春のにおいらしきものにつられて、
近くの川沿いを10分ほど散歩してみました。
湧き出る涙と鼻水。
花粉の季節ですね。
『不思議の国のアリス』で、ハンプティーダンプティーが、
「僕がことばを使うときは、そのことばが、僕がそういう意味に使うことにした意味になるんだ」
というに対して、アリスが
「あなたがそんなにたくさんの違った意味をことばに持たせられるかが問題です」
と言う。
意味とは、私たちの思い通りになるのか。
客観的に物事を見ることは、ある主体が見る以上、主観は削除しきれないけれど、
そもそも伝えたいことを100パーセント伝えることって不可能。
たとえば、
春の息吹を感じて、少し浮き足立つような不安になるような気持ちと、
さらに花粉で、涙と鼻水が止まらないこの不快な気持ちが、
渦巻いて消化しきれないような今の状態を言葉にするには、
言葉をしらなさぎるのか、わかっていないのか。
うまく表現できずにもどかしい。
はてさて、
言葉にふりまわされている最近です。
さあカップラーメンにお湯を注ごう。
いじょう!