仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

誕生日

2月5日は誕生日でした。
連絡くださった方、ありがとうございました。

25歳になりました。
もう誰が見ても若くありませんね。

アコーディオンをはじめて1年と4カ月。
24歳はだいぶアコーディオンに染まった年で、
その甲斐あって、去年はアコーディオンをきっかけにいろいろな人と出会い、
いろいろな場所で多くの音楽を演奏しました。ありがたや。

その一方で、自分の音楽とは何かを考えるきっかけも増えました。
誰かと一緒に音楽を演奏すると、
自分の限界以上の音楽が生まれるし、
アイデアも、つぎつぎと生まれ、
音楽が発展していく。
それは音楽が楽しいと思う瞬間だし、
ああ、音楽って面白い芸術だなあと思う。

だけど誰かと一緒に作った音楽は、
いろいろな意味で、もう自分の音楽じゃなくて、
それは嬉しい一方で、どこか悲しいと感じている。

これを見ないふりが、
どうしてもできない。

音楽に魅せられて、
24時間音楽のことばっかり考え、
娯楽も嗜めず、
お金がなくなるまで楽器やCDや本を買い、
ただ音楽にはまっていく私は、
どう考えても、あほだ。

歳を重ねることに執着はないけれど、
周りの友人たちはみんな社会に出て、世のため人のために献身している。
そんな中、私はもうすこし自分のやりたいことをやりたいと考えている。
これを置いてけぼりに感じないほど、私は空気が読めなくない。
どう考えても、残念なやつ。


だけど、一方で恵まれているんだ。

それはお金とか環境とか才能とかではなくて、
単純に私がつくって演奏した音楽にたいして、
とてもよかった、とか、たくさん泣いたとか言ってくれる、連絡してくれる人たち。
そういう連絡を受けるたび、
ああ、おれ、音楽やっていていいんじゃないか、って、
思うだけのエネルギーをもらっている。

そして何よりも音楽に。
音楽があるから、私は私でいられることだけは胸を張って言えることで。
音楽がなかったら、私は簡単に自分を殺していただろう。

だからもう少しだけ今の道を続けてみようと思う。
たくさんの人との出会いのおかげで、自分のやりたい音楽が何なのか、少しずつ分かってきた。
ありがたい。
25歳で気付けてよかったと思うべきことだと思う。
やるぞ。

どうぞ皆様、これからもよろしくお願いいたします。


いじょう!