辻詩音
ライヴドアのトップニュースにのっていた、辻詩音。
女性シンガーソングライター。
小学校低学年の頃から詞を書き始め、15歳の時に始めたばかりのギターで9歳の頃に作った詞に曲をつける。これをきっかけに音楽活動に専念するため入学してすぐに高校を自主退学。(wikipedia引用)
次世代のシンガーの大本命。らしい。
今は20歳。15歳からギターをはじめて、18歳でメジャーからCDが出る、と。
サクセスストーリー。
話題性抜群のシンデレラ物語。
なんとなく、YUIに似てる。経歴も音楽も。
僕はYUIが好きだ。
だから、この人のアルバムも聴いてみようと思う。
しかし、問題はそこではない。
YUIにしてもこの人にしても。
ルックスが確実に話題のネタになっていることだ。
違和感があるんだろう。
かわいらしい女の子が、ギターを背負って歌う。
そのコントラストが、人に違和感を与え、活目させる。
入り口が、音楽ではない、という事実。
ルックスやエンターテイメント性が入り口になり、そして幅を広げる要因になっている。
この事実を素通りすることが、僕はどうしてもできない。
やはり無理なのだろうか。
別に彼女の音楽やYUIの音楽が悪いと言ってるのではなく。
純粋な、音楽のみを入り口にして、そして出口まで音楽にすることは、やはり違うのだろうか。
音楽の中に思想があり。
音楽の中に哲学をこめ。
音楽で伝える。
辻詩音さんはどうなんだろう。
僕はこのyoutubeを見て、音楽はとても良いと思った。
「Candy kicks」は、本当に初期のYUIのようだ。
しかし、アイドルのように映る姿を見て、正直残念だった。
だから彼女が、もし音楽を伝えたい方で、
だけどメディアやレーベルの意向で、このようなPVを撮るにいたってしまうのであったら、
むしろ応援したいなぁなんて思うわけだけれど。
それを確かめる術がないのが残念である。
いじょう!