仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

無力

最近、やけにピザが売れます。
なぜ?

こんばんは、なかじょうです。

新曲が、できました。

『無力』

です。

ただひたすら自分の無力を恨むだけ、という完全自分指向の曲。


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『無力』


泣いている君に僕は、僕は何もできない
言葉も身体も 温もりも心も 君の役には立たない
僕は考える 考える 考える 君をどうしたら救えるか
君の目の前に立つこともできず 頭をよしよしってすることもできず

その涙、1つも止められない いったい僕はなんだ
つらさ、1つも代われない いったい僕はなんだ
僕がそばにいるよ、とか つらいのは君だけじゃない、とか
もう泣かないで、とか そんなきれい事は、もうたくさんだ


御託をいくら並べても 君を救えなきゃ意味がない
いくらこの手で抱きしめたところで 君を救えなきゃ意味がない

その涙、1つも止められない いったい僕はなんだ
つらさ、1つも代われない いったい僕はなんだ

ああ、悔しいよ その涙、そのつらさ 拭える力が欲しいよ
ああ、僕は今、声をあげて、叫ぶだけ ああ、無力、無力、無力

神様なんかいないんだ ヒーローや光もないんだ
だから涙をぬぐうのが 僕に出来ればいいのに
ああ、苦しみや悲しみはいつもそう 理屈じゃなくそばにある
ああ、そして今 僕は君の そばにいたい それも理屈じゃないんだ
そこにある孤独や 苦しみや葛藤  僕は支えて あげられないけれど
声にならない叫びだけ 僕が今、叫ぶよ、叫ぶよ

ああ、悔しいよ ただ、想う それだけの僕は、無力、無力、無力

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音楽を自分の言いたいことを発信する媒体にする場合。
そこに描く思考、指向、嗜好、志向やらで、さまざまな姿に変わってしまう。

それはひどく当たり前のことであるけれど。
自由に扱うのは難しいよね。

大人の科学」という本で、矢野顕子
「ピアノを弾くにあたり、タッチやペダルやハーモニーやらいろいろ考えなければいけないことは多い。
だけど、それらを常に意識して演奏することは不可能だから。
それらが無意識に使えるようになるまで練習することが大事」

みたいなことを言っていた。

技術を支配するのが、練習なんだな。

いじょう!