仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

福島土産

福島にいってきました。

福島県東白河郡にある塙町。
その町で行われる、記念すべき100回目という伝統ある祭り「つつじ祭り」において、
本日アコーディオンを演奏する予定でした。

朝は晴れていたため、祭そのものは決行することになったものの、
いざ演奏しようとしたところで雨。
演奏は満足にはできませんでした。残念。


昼過ぎ頃。
商店街のお店ではいたるところで屋内BBQが行われていた。
たまたまひとりでいたところ、通りすがりのお店のおばちゃんに「お腹空いてないの?お肉食べる?」と声をかけられ、
見ず知らずの人間を、5人くらいのおばちゃんたちのBBQに参加させてもらいました。
焼き肉のタレの代わりに、塩麹(しおこうじ)なるもので頂きました。
食べたことない味でした。

東京からわざわざ来てくれてありがとう、ということ。
商店街の人たちだけじゃなく、町内の人はみんな家族みたいなものだ、ということ。
震災でこの町も大変だったけど、今はもうすっかり元気だということ。
震災の影響を受けて大変な人もまだいるけど、町のみんなでがんばっていること。
いろいろな話をいただきました。

ごちそうになったのはこちらなのに、
ご飯たべていってくれてありがとうと言われ、
元気を分けてもらったのはこちらなのに、
東京で元気にやるんだよーと言われ、
知らない暖かさを頂きました。


その町に住むギタリストの友人が楽しそうにヨサコイを踊っていて、
周りがつられるように楽しんでいるのを見て、
笑顔の似合う人って素敵だけれど、
人を笑顔にさせる人ってもっと素敵だなあと思った。

まったくもってごちそうさまである。
素敵な町でした。
街ではなくて町。
敬意的な意味でね。

いじょう!