フェイズ

ブログの更新が滞ってしまっています。
せっかくホームページを新しくしていただいているのに！

いろいろやりたいことは固まっているので、
いろいろやってみないと始まらないので、
順番にやっていきましょう。

では音楽の話を少々。

基礎練だけは毎日やり、
妄想ではいろいろなことやっています。
次の天窓オリンピックでは新曲もやるぞ。

ミニマルミュージックという音楽の技法がある。
同じリズムの動きで短い（ミニマムな）音型をひたすら繰り返すという技法。
そして音楽を少しずつ発展させていく方法。

その技法を使った曲に「ピアノ・フェイズ」という曲がある。
作曲者はスティーブライヒ。
2台のピアノを使って、テンポの違う2つの音型を繰り返す音楽である。
テンポの違うそれぞれの音型は、
時に調和し、時に不協和に感じさせる。

百聞は一見にしかずということで。

ずっと聴いてると段々訳がわからなくなってくる。

はじめは音の合う所と合わない所が明確にわかる音楽に聴こえる。（主観として）
次に、ただの音の羅列にしか聞こえてこなくなる。（主観として）
そして、その音がだんだん意識できなくなる。（主観として）
明確に変化する場所に来ると、また音楽に感じる。（主観として）

ゲシュタルト崩壊という、
同じ字を見すぎると、その字がなんだかよくわからないものに見えてくるのに近いかもしれない。ちがうか。

これが音楽的であるか、とか音楽とは何か、という話は割愛しても、
僕は非常に面白いと感じる。
だからといって毎日聴こうとも思わないけれど。

今日は本を買った。
閉店セール！という看板を掲げたゲーム屋に入ったら、
本も売っていた。
一冊150円。安。
人生をかけて作ったものが150円で売られているのを作者が見たらどう思うか。
私は嬉しいと思う。

では。

いじょう！