明日は四谷天窓

一昨日はひとりで、
昨日はfirst of decemberと合同で、
渋谷駅で路上ライヴを行いました。
写真はfirst of decemberのお二人。
笑顔が素敵ですね。

かけつけてくださった方、応援してくださった方、
歌曲集もっていってくださった方、こっそり聴いてくださった方、
ありがとうございました。

はじめて路上ライヴをした渋谷駅。
駅前で演奏させていただきましたが、
あまりにも人が多すぎて、
逆に集中して演奏できました

さて、
明日は高田馬場のライヴハウス「四谷天窓」でライヴです。

これは、いわゆるトーナメント式のライヴで、
出演する4組中、投票によって上位2組が勝ち進み、次のライヴに進む、という仕組み。
明日はそのうちの一回戦目にあたります。

全部で48組の出演者。
その中から「一番」を決めるトーナメント。

私をよく知ってくださっている方は思うかもしれません。

こいつがこういう催しに出るとは、と。

こういう戦いを前提としたイベントには一般的にも賛否両論あると思うのだけど、
かねてより私はこういうトーナメント、というか、ミュージックバトル！みたいなイベントは否定的でした。
そういう勝ち負けとか、どうでもいいし、と。
だいたいジャンルもテーマも一様でないソングライターの音楽を、
まして、審査する人もお客さんもさまざまなんて、
ショパンコンクールとはわけが違う。

もちろん音楽に優劣はない、と言いたいわけでもない。
音楽は、特に聴く人にとって優劣がある。
惹かれる音楽なのか、そうでない音楽なのか。

だけど先日、有坂ともよさんと話していて、
「誰かと比べて、勝つとか負けるとかってやるのは、よそ見だ」
と言っていて、

そのとおりだと思った。

いつだって戦ってるのは自分自身だ、と思っていた。はずだった。
だけど頭のどこかで、惹かれる音楽でありたいと思っていたことに気付いた。
目が覚めた。気づいたら見失っていた自分の価値観が怖くなった。

自分自身との戦い。
当たり前の前提に戻ってきた。

しかし浮かんだ疑問は、
じゃあ自分には勝ってるの？負けてんの？って。

あほみたいな話だけど、一周回って、
はじめて自分は自分に勝っているのか、負けているのかという疑問をもった。

私の中では、私が演奏する理想の仲条像がある。
半分は鮮明で、半分は未知だけど。
そこに向かって今を歩いている自信も自身もある。
しかしそれは勝ち負けとは関係ない気がする。

自分自身への勝ち負けは、どうやって決まるのだろうか。
その勝ち負けも自分で判断していいとは、
なぜか、思えない。
だけど誰かに判断してもらう、たとえば明日のライヴがそれを判断するものだとかって思っているわけでももちろん、ない。

うーむ。

だけど、
とにもかくにも、
当然ながら、明日のライヴは、
普段の私とは違う演奏をしたり、
「自分に投票してください」と媚を売ることもしません。

いつもどおり、自分そのものみたいな音楽を、
いつもどおり、綴って、
いつもどおり、何かが伝わればいいと思っているからこそ。
観に来てほしい、といえる。

それは間違いない。

ひとりごとみたいな日記で申し訳ありませんが、
多くの方とのかかわりの中で、こうして自分の音楽を問いかけられていることは、
やっぱり感謝であって、
明日のライヴも、出会いのうちから巡ってきた１つであるから、
やっぱり感謝であります。

観に来てくださる方は、ぜひ楽しんで行ってください。
もし、興味のある方はメールかメッセージをお願いします。

以下、詳細。
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10月1日　高田馬場のライヴハウス「四谷天窓」
http://www.otonami.com/tenmado/news/index.htm
出演：仲条幸一／宮原優幸／神崎克広／First of December
開場：12:30　開始：13:00
チケット代：1,500円（＋ドリンク代）

この日はライヴハウス四谷天窓の企画「天窓オリンピック」の日です。
お客様の投票により、出演する4組中2組が次のライヴに進めるシステムです。
結果云々を含めて、ライヴを楽しんでいただければと思います。

＊投票方法＊
ライヴには4組のアーティストが出演します。その4組から「誰が一番良かった？」という方法ではなく、1組ずつに「10点満点中何点だった」と投票する方法で、合計点の高いアーティストがトーナメント勝ち抜きます。
ただし、投票がそれぞれ「10点・0点・0点・0点」といった票は無効になります。また、開演時間(13:00)以降にご来場されたお客様、ならびにライヴを途中退場されたお客様には投票権がありません。

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いじょう！