今日の雨はプールの味がした

塩素でも入っていたのか。

さて、

連日、劇団でアコーディオンを弾き続けていますが、

明日で千秋楽を迎えます。

分かってきたことがある。

前は見過ぎてはいけないし、
後ろも見過ぎてもいけないということ。

僕の作った歌に、「ライフプラン」という歌があって、
歌中では、上でもなく、下でもなく、斜め前を見るのが一番いいって言っているのだけれど、

演劇もそれに近いのではないかと思った。

ああしなければならない、とか、
こうしようという邪念は置いて、
斜め前を綴りに行くことの必然性。

やれ、台詞の忘れ、噛み、とちり。
そいつらを確実に取りに行こう、間違えないようにしよう、と思うことが、すでに踏み間違えているんじゃないか。

ああ

明日の僕はただ、目の前のみかんをもぎ取っていくように演奏しようと思う。

よろしくお願いいたします。

いじょう！