仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

最近の私

こんばんは、仲条です。


・インの話

毎日、基礎と作曲、理論の勉強。
たのし。
まったくもって足りないことだらけ。
補填する場所は選んでいかないといけないね。

さいきん思い出すのは、3年前くらい前に、大宮の駅前で毎週金曜日に路上をしていたころのこと。
あの期間に出会った人々には、本当に感謝している。
私はあそこで歌っていたから、今も音楽をしているのだと思う。

先日、メールをいただいた。
大宮で路上をやっていたころ、よく見に来てくれていた方だった。

人に見られることの恐怖が、あのころはあった。
なのに路上ライヴをしていたのは、何故だったのだろう。
自分だけの音楽を、自分だけのためにやっていたのであれば、外でやる必要はなかったけれど、
発信する場所になぜか路上を選んだ。
それにはたくさん理由はあったけれど、
とにかく、悔しかったのは明確に覚えている。
歌う前も悔しかったし、歌った後も悔しかった。
全存在が空っぽに見えた。
意味はあるようで、実はないんじゃないか、と疑っていた。

そんな私は、歌を聴いて、立ち止まってくれた方も疑った。
通り過ぎる人が怖かったし、立ち止まってくださった方も怖かった。
とんだエゴイズムだ。いやニヒリズムか。どちらにしろ失礼だ。意味不明だ。
そしてそんな音楽は、騒音以外の何物でもない。


結局のところ、逃げだったのではないか。
自分と自分の音楽に自信がなかったのではないか。
認められることが怖いのは、なにより自分が認めていないからではないか。
怖いだとか疑ってしまうだとか言って、結局は自分が一番自分を理解できず、疑っていたからではないか。

あの頃の私は、きっとまだなくなっていません。
だけどもう逃げるのは止めました。

つまるところ、私がしたかったのは創造だった。
音楽で、誰もしてないような、何か新しいことをしたい。
芸術で何かを変えられるなんて、正直思わないけれど、
圧倒的なものを創ることはできる気がしている。
そのために、創る。
そのために、勉強と練習をイメージを重ねる。

メールをくれた方をはじめ、あの頃に私と出会ってくれた方たち。
間違いなく、その方たちのおかげで今の音楽観がある。

ありがとうございます。



・アウトの話

はてさて、
これからの外での活動を告知します。

小川恭平のサポートをしているギタリスト141+3。
彼に紹介していただいた、劇団の主宰者イザムさん。
劇中で、アコーディオンを弾く役をやることになりました。
曲はインストですが何曲か作曲し、演奏します。

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ベニバラ兎団Vol.7
「恋とパズルとシャンプーと。」

2011年6月14日(火)〜19日(日)
at.下北沢 楽園

プロデュース:IZAM
作:ノジャワトール・ボンソワール
演出:古宮 基成
【TICKET】
「全席整理番号付き 自由席」
・前売:\3,000(税込)
・当日:\3,500(税込)
・学割チケット:\2,500(税込)

http://www.benibarausagidan.net/

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イザムさん。
電話で話しても、直接打ち合わせしても気づかなかった私はバカ、というより無知だと思う。
ブログを見て、はじめてSHAZNAのIZAMさんだと知った。
まったく、光栄なことである。
141+3に感謝。ありがとう。



そして来月。
いつもお世話になっているライヴハウスCAVALLINOにて、ソロのピアノ弾き歌いとしてライヴをします。

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「音楽で繋がるこの街の仲間 vol.3」

日時:7月10日(日)
17:30開場 18:00開演

場所 川口ライブスペース・キャバリーノ
http://www.live-cavallino.com/

出演者(順不同):仲条幸一 / 起子(fromヒミツキチ) / 間瀬しずか / ROKO / First of December

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お世話になります。
このライヴでは、先に進みたい。

練習をしよう。



長くなりました。

いじょう!