仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

ロードフレンズとせんべい

ロードフレンズという男性2人組のアーティスト。
明日は彼らのワンマンライヴがあり、
そこで、私はサポートとしてピアノとアコーディオンを弾く。


まさかロードフレンズのサポートをすることになるとは、
他の誰よりも、私が不思議である。


ロードフレンズの存在を知ったのは、もう何年前のことになるやら。
東村山で育った私。
そして所沢で路上ライヴをしていた自分を思い出す。

一人も止まらないなんてざらにあった自分の路上。
30人ぐらい人を止めていた彼らの路上。
くやしかった。
輝いていた彼ら。
楽しそうな雰囲気。

その時、チラシを配っていた男の人と一言二言の会話をした記憶がある。
それが小川恭平だと知ったのは、それから3、4年経った今でした、が。

彼らには彼らなりの音楽がある、とか、
俺には俺のやり方がある、とか、
そういう考え方自体が逃げているようでみじめで、
ただ、くやしかった。


今、一緒に音楽をする。

スタジオ練習は連日、日付が変わるまで続いて、
練習が終わった後は、2人組の1人の方と一緒にせんべいを食べた。
せんべいは、とてもおいしかった。

彼らと音楽をする意味は、じゅうぶんにあったと思える瞬間だった。



雑談ののち、
練習場所である所沢から、越谷まで原付で帰る。

道中、ひたすら脳内リハーサル。
スタジオでやった音づくりから、ベストの状態を頭で妄想する。


自分はなんて下手くそなのかを痛感している。
ピアノは今年で19年目だ。

あほかと思う。


間違いなく、彼らに成長させていただいている。
ここ何日かで、弾いている自分のピアノの音が変わったのを感じる。

この、恩。

明日は最上の鍵盤を弾いてみせる。






越谷につくころには空が明るくなる。


ロードフレンズに並ぶ炎で挑む決意。表明。

いじょう!