ループの発見
レコーディングに際し、
同じ曲を何百と録り直している。
そこで気づくのは、
あんまり自分の曲のことをわかっていないということ。
残響、微妙なアゴーギクやディナーミク、ハーモニーの内声、
ほんとうに些細な些細な、ライヴでは絶対に気づかないようなミクロの嗜好。
それらが、100を弾き、その100を聴きなおす作業を終えたあたりで気づき始める。
そこから改めて弾きなおす。
ミクロの違いは、曲に若干の変化になる。
そんなのたぶん私しか分からないくらいのものだけれど。
気になるのだから仕方がない。
つまり、
普段からそういう練習をしろ、という話です。
だけど、こういうときにしか気づけないような、気がしなくもない。
いじょう!