僕はあなたか
あなたは僕か。
僕があなたである場合、
申し訳ないけれど、あなたは僕のことが分からないはずだ。
なぜなら僕は僕のことが分からない。
あなたはあなたのことが分かっているのであれば、
もしかしたら、僕にも分かるかもしれない。
しかし、それはあなたの場合であり、僕の場合ではない。
人間は一様であるか、という問いは、おそらく真でもあり、偽でもある。
真なるその解には、普遍的な意味で価値があるのかもしれない。
しかし、僕には価値が見いだせないよ。
価値、とはなんだろう。
価値をつけるのに、意味が必要なのだとすれば。
意味をつけなければいけない。
しかし意味とは、概ね主観的な色が多い。
意味いうものから主観を除くには、やはり普遍性を求めるべきなのか。
そもそも意味がないものには、価値がないのか。
ああ。
いじょう!