ラプラスの親友

新曲ができました。

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ラプラスの親友

手探りで向かう5分先　今度は何があるんだろうか
手に入るのは知らない自分ばっかり　それもそろそろ飽きてくる
そもそもどこからやってきて　いったいどこに向かっていくのか
気付けば通り過ぎているものが　あまりに多くて怖いぞ

赤にも青にも黄色にも　染まることが出来ないまま
もがいて　あがいて　苦しんで　叫んでる
知らない人にうるさいぞと　怒鳴られて　つい、ごめんなさいをする
こんな僕はいずれにしたって　小さい小さい

下北沢のライヴハウスで　パンクロックの16ビート
だんだん鼓動が早くなり　手に入れすぎた　自分が溢れかえる
順番待ちしたたくさんの　自分と丁寧に向き合って
申し訳ないけどお引き取りを　してもらう
「少しお時間いいですか」と　かけられた　声　そういえば僕に
どれだけの時間があるんだ？　更ける吉祥寺の夜

どんどん増えてく自分はさ　面白くて　くだらない
こいつらと夜が溶けるのを　待ってる　待ってる
溶けきれないまま、朝が来て　朝日がずいぶんまぶしくて
今度は僕が　ここからいなくなる

全てのことが分かっても　僕は僕が分からない
始発の電車を待つ今も　電車に乗った5分先も
電車のイスの端っこに　座れたら　きっと　なんとなく嬉しい
そんな僕は　おそらく今日も　小さい小さい　

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わかる人にはわかるだろうし、
わからない人にはわからない。

しかしそれに開き直るほど、
そんな勇気もない。

ああ小さい小さい。

これから路上！

いじょう！