仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

岡山へ演奏出張

みなさんこんばんは、なかぞうです

この3日間。
僕は岡山のさだまさしになってきました。


岡山駅から電車で30分。
無人の駅から車で15分の、とあるホテルにて。
ディナータイムのピアノ演奏と歌を。
演奏させていただきました。

演奏に関しては、何もいえません。

貴重な経験をさせていただいたことに、感謝と。
これからも恥じない演奏をするように努力したいと。

言いたい。



おいしい食事と、天然のホタル。

あと

与えていただいた部屋が、なぜかツインで。

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ああ

なるほど、と。

いうことで。

もったいないので両方使いました。もちろん、ひとりで

本当にいたせりつくせり、ありがとうございました。
これからに。




岡山。

岡山駅に来るのは2度目。

前に来たのは、もう3年前。
ギターを背負って、原付に乗って、広島まで行った夏。
その道の途中、岡山駅の地下街で、歌った。

3年ぶりに、その歌った地下街に立つ。

Image12921.jpg


思い出すのは
そこで出会った、しんでぃーさんと、ナカムラさんと、さとしさん。

しんでぃーさんのキッチンハイターは、今でも歌えるし。
ナカムラさんの故郷を歌う歌は、すごく叙情的だったし。
さとしさんの作品は、自宅のピアノの上にまだ飾ってある。

彼らの作品は、きらきら輝いていた。

あれから3年。
僕は、彼らにどのくらい近づいただろうか。




ともかく今回の出張演奏。
僕は院のレポート課題が終わらなくて。
ホテルでも、そしてその翌日はスタバにこもって、ずっと文献を読んでいた。

北原白秋を追っていたのだけど
その途中で、西条八十(さいじょうやそ)の詩に触れることがあった。


その中でも有名な「かなりや」の詩。
以下、引用です。

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唄を忘れた金糸雀(かなりや)は 後の山に棄てましよか。
いえ いえ それはなりませぬ。

唄を忘れた金糸雀は 背戸の小藪に埋(い)けましよか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は 柳の鞭でぶちましよか
いえ いえ それはかはいさう

唄を忘れた金糸雀
象牙(ぞうげ)の船に銀の櫂(かい)
月夜の海に浮べれば
忘れた唄をおもひだす。

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ああ、

そうだなあって

思って。




僕も歌おうと、思うのでした。










いじょう!