仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

東長崎のライヴバー、魂にて

今日の私は牛でした。
もー
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今日のライヴを共にした、奇才シンガーソングライターaroはこの牛に乗り、述べた。

「私はこの子の上で考え事をする。
これが本当のモーソウである」

彼女にはかなわない、と思った瞬間であった。




ともあれ、

自分の存在を歌ってきました。

お越しいただいた方、ありがとうございました。





自分とは何者であるか、分からない時。
そこで多くの人は、絶対性ではなく、相対性を求める。

私は、まわりからどう思われているんだろう。
私は、間違ったことをしているんじゃないか。

相対的なフィルターを通して、自分を作る。

しかし、この矛盾。

自分とは、何をもってして自分なのか。
相対的に見た自分とは、本当にオリジナルなのか。
相対的な自分とは、そもそも正しいのか。
そしてそもそも私は
オリジナルでありたいという自我を、避けることができない。



自分が満足すれば納得、という音楽は。
私には向いていないし。
かといって相手が望む音楽を奏でることも。
私には向いていない。


じゃあいったい私は、音楽を通して見ようとしているのかを考えていたけれど。

今日、歌っていて、
私の目の前で、ただ、じっと聴いていてくれた方を見て思ったことは、


結論、


私は

溶けることを望んでいるんだ。


私の音楽と、聴いている方と、その場所が。
まるで一つの世界になっているような、感覚。
それを、まさに求めているんだ。


エゴだ。
完全に。

私と誰かが溶けることができる、と思ってしまっている事実も。


私はエゴでできていた。



今は止まりません。
通り過ぎていく景色も罵声も勘違いもすれ違いもそのままで。

だけど付いてきてくれる奇特な方には
僕は確かに支えられています。
ありがとう。ありがとう。






さて

来週の土日は、岡山のホテルで歌わさせていただきます。

その次の週は、金曜に亀有、日曜に柏で、ライヴ。

ピアノを叩き、叫びましょう。



牛乳飲んで寝ます。

いじょう!