仲条幸一のブログ

仲条が感じたり考えたことを書き連ねるブログ

最近の表での演奏

JFF

ジャパンフォークフェスに、バンドで出演。ピアノを弾き、歌を歌った昨日がもう随分前のように感じる。知り合いの共演者の方もたくさんいらっしゃって、それぞれが気合の入ったステージでした。特に心に残っている方達をご紹介。

 

樽木栄一郎さん

ガットギターを弾きながら歌うシンガーソングライター。はじめてお会いし、はじめてその歌を聴いたのですが、2曲目から惹きこまれました。私も唄うたいの端くれとして、歌詞が聞こえてこないと、多くの場合は好きになりません。しかし、樽木さんの歌は聴いていて歌詞があまり頭に入ってこないのに、その世界に没入していました。包み込むとか、盛り上がるとか一切ないような、ただ在るような音。

 樽木栄一郎 『さかな』

 

 

河野圭佑さん

前々からご一緒する機会はあれど、ソロの歌を聴く機会が何故かなかった。今回の河野さんはサックスとドラムを率いたバンド編成だった。ライブハウスで音楽を演奏する人たちの中には、たまに酔っぱらいながらライブをする人がいる。そういう人種には観ていてとても腹の立つものもある。お金を払っているお客さんを前にしながら、自分が気持ちよくなるためだけに歌っている奴をみると吐き気がするのだ。

彼は酔っていた。でも彼があそこまで赤裸裸に、等身大で歌うには、もしかしたらお酒が必要なのかもしれない、と思ってしまった。私は、彼が歌い始めてから数瞬で目がはなせなくなり、彼の弾くピアノは、まさに歌のためにある伴奏で、あれ以上も以下もないな、と思った。 

 

 

ザ・マスミサイル

まさかのマスミサイルが出演していた。高校の頃から大好きだったマスミサイル。小さなステージの中、叫ぶように歌うよっくん。ああ、あのあほみたいに純粋な姿勢に、あほみたいに救われたな、と思い出した。

 

 

今日も今日で多くの出演者が歌っているのでしょう。きっとあそこに出ている多くの唄歌いは商業的に成功しなくとも、一生音楽と共に生きていくのだろうと思う。私は先ほどまでお芝居を観ていました。知り合いの役者さんが生き生きとしている(ように私は感じた)のをみて、彼女もまた芝居にそういうものを持っているのかなあ、と感じました。

 

 

9月は私ひとりで歌うことが一度もありませんでした。10月もおそらく一度もありません。ソロでの人前での演奏は11月23日です。もう何年も出演させて頂いているライヴハウス「四谷天窓」にて。ぜひご来場ください。

 

11/23(日)ライヴハウス「四谷天窓」3F

nanoha project.-四谷天窓Life

開場17:45 開演18:15 料金2,500円プラス1drink600円(中・高校生学割有)

出演:高瀬章/たしたし/ARISA/森田ケイスケ(KEISUKE)/仲条幸一/R!N 

 

 

それではまた。

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