今日という日を忘れないために

私事のブログを書きます。

私が所属していたインディペンデント音楽事務所ApplePaintFactoryを、本日をもって離れることにしました。所属していた年数はおよそ6年。その間に起こったことは書ききれないほどたくさんあります。しかし特筆しておきたいのは、やはりここの社長との出会いです。この社長は、私に音楽以上のことを教えてくれた師匠です。おそらく私はこれからの人生で、先生と仰ぐ人は出会っても、師と仰ぐ人は出会わないでしょう。社長には恐らく私は一生頭が上がらないだろうし、上げるつもりもありません。損得勘定もなく、私のことを想い、私が自分のことを考えるよりも親身に考えて下さり、叱咤激励してくれた方を、私は両親以外に知りません。親身に考えて下さった、という言葉が的確。この感謝は忘れてはいけないタイプのものです。

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そういうこともありまして、amazonなどで販売しているCD「僕はピアノマン」はインターネット上では買えなくなります。また、ソロのライヴ活動はしばらくお休みいたします。音楽表現活動を止めるということではなく、止めたい気持ちもありません。ただ、今後の身の振り方を考え整える準備期間が必要です。

6年間も一緒にいて、レコーディングをはじめ、多くの仕事をご一緒させていただいたのにも関わらず、社長と呑みに行ったのは今日が初めてだった。きっと私は半人前の面で、慇懃無礼だったから、また6年後くらいに呑みにいきたい。そして今度こそ、無礼講が似合う大人として、杯を交わしたい。